映画見たぞ!


モリのいる場所
監督が好きだったので(といっても南極料理人の一本しか見てないけど)、見に行きました。平日の昼間ってこともあってか、年齢層高めだった。
クスッとくる笑いのオンパレードで良かったけど、期待してたよりはうーんという感じ。主人公を描く以上、しょうがないんだけど、自然を描くシーンが多くて眠かった。実在の人物の晩年の1日を”フィクション”で描くって説明が引っかかってたけど、ドリフの話題のオチに樹木希林がくしゃみをするとタライが落ちてきたり、最後は宇宙人出てきたり、フィクションってそういうことかーい!って変な笑いが出てしまった。
映画館で見ると自分と他人の笑いのツボが違ってて恥ずかしいけど面白かったのと、わりと笑い声のデカい人に他全体が引っ張られてる感じもあったので、テレビで笑い声をわざと流すのってまあそりゃありになりますよねと思った。

ワンダー 君は太陽
心が腐ってても何回も泣いたし、まちがいなくいい映画なんだけど、やっぱり心が腐ってるので、あの世界の住民が指パッチンで半分消滅したら楽しそうだなと思いました。
主人公の姉役のイザベラ・ヴィドヴィッチが愛嬌のステータスMAXって感じで可愛かった。姉の親友役の人は対照的にめっっちゃ顔が整ってる美人で良かった。
とまぁ、女優さんの顔について語っちゃう割にはストーリーにあまり納得がいかないというか、理解はできるけど納得ができないんですよ。いちゃんもんをつけたくなるというか。
重箱の角を突っつかれないようにちゃんと各キャラに限界まで情状酌量の余地を詰め込んだ感があってなんだかなぁと。
五体不満足を書いた乙武さんがああなっちゃった後に観ると、まぁしょせん児童書が題材のフィクション映画だからなぁいう感想になってしまいました。

30年後の同窓会
2回目見ました。上記2作品を同日に見て最後がこれだったんだけど、体調が少し悪かったせいか、1回目と比べてほとんど感情を揺さぶられなかった。まあでも、相変わらず最高です。

「フロリダ・プロジェクト」
危ない、忘れかけてた。
前評判をさっと読んだ結果、貧困とディズニーのキーワードが頭に入ってきて、まぁ大丈夫だろうと思って女の子と一緒見たんだけど、冒頭から子供が二階のベランダから駐車場の車につばをかけまくる遊びのシーンだったので頭を抱えました。
経血付きのナプキンを自動ドアのガラスにベーン!と貼り付けたらそりゃドン引きするよね。めっちゃ笑ったけど。
マジカル・エンドと呼ばれる結末の展開については正直全然乗れなかったんだけども、どうしようもない人間がどうしようもなくなっていく話なんだから最後くらいしょうがないよね。
それまで一回も泣かなかったムーニーが追い込まれた最後に泣いちゃうんだから、最後くらいディズニーに連れてってもらってもいいよね。ただ、ムーニーのこれからを想像するとやっぱり悲しくなるんだけども。


以上こんな感じです。
ジュラシックワールドとか公開したら見に行こうかなぁと。あとは、ミニシアター系をちょこちょこ見れたらいいですね。