内視鏡トロフィー取得。
事の発端は健康診断の数日後に出勤したら、病院から職場に電話がかかってきたところから。
何やら赤血球の数が少ないらしく今すぐ治療が必要なレベルとまで言われた。その日は夜勤だったので翌日の夜勤明けでそのまま病院へ。
医者から「君の年齢でこの数値は滅多にないんだよねぇ……」と言われた。
事前に「男性 貧血」でぐぐったところ、男の貧血は女と違って病気に直結していることが多く、胃ガンや大腸ガンの可能性も十分あるとのことだった。消化器系ってことは直腸検査とか胃カメラ検査とかするのかな、嫌だなぁ……とか考えていた。
嫌な予感は当たり、その日のうちに内視鏡検査をすることに。看護師さんから鎮静剤打って意識が朦朧とさせながらのプランがあるよという説明を受けたので、即決でそっちを選択した。
それから、まず口の中を嘔吐反射が起きないように凍らせた麻酔薬?のようなものを舐めさせられるんだけど、めちゃくちゃ舌が痺れて面白かった。
それから、ベッドで横になり、鎮静剤を打たれたり内視鏡の管を噛まないためのマウスピースを咥えさせられたりした。喉が麻痺して唾を飲むと誤嚥の危険があるからか唾を飲むなと言われひたすらティッシュによだれを出した。
鎮静剤で意識を失うかと思いきや、普通に意識があるまま検査開始。
鎮静剤を飲んだおかげか思ったよりも辛くなかった。最後に内視鏡を取り出すときに一度「おえっ」となったくらい。
それから、鎮静剤を抜けるまで安楽椅子みたいなやつに座り休憩。意識ははっきりしているのに足が最悪の寝起きのときくらい重かった。
鎮静剤が抜けたあと、医師からの説明。思った以上に自分の胃の中は綺麗なピンク色だった。女性器よりも綺麗。
だけど、一箇所だけ黒くなっているところがあってそれが胃潰瘍の跡らしい。治りかけているのでそんなに心配はないが赤血球の数値は低いので鉄剤と胃薬を処方するとのこと。
貴重な経験をしたなぁと思っていたら、なんと受診料金¥5600也。
あとから、職場のおばちゃんなどに聞いたところ、鎮静剤だけで2000~3000円するらしい。けど、まあまあ面白い体験だったので良しとしよう。
ちなみに薬は1ヶ月分くらい出されて1500円もしなかった。驚安。
あとから調べたところ、胃カメラは鼻から挿入するタイプもある(そっちの方が楽)が、カメラの解像度が違うらしく精密な検査は口からじゃないと出来ないらしい。ちなみにソースはヒカキンの動画。
胃カメラで胃の細胞を取ったら生き地獄だったwww - YouTube
検査後は胃薬のせいか検査そのもののせいかめちゃくちゃおならが出る以外は特に副作用なし。
皆様も高い金払って、胃カメラという非日常を体験してみてはどうでしょうか。
それでは、また。ほなねん。