最近のことを適当に。

夏休みも終わるので,適当に。

・久しぶりに小説を読んでいる。ディスコ探偵水曜日ちょうど上巻を読み終わった。
一年くらい前に東京旅行に行ったときに,秋葉原ブックオフで買ったきりで積んであったのだけど,
最近,twitterのTLやらで流れてくることが多いので,読んでいるのだけど,めちゃんこおもしろい。
舞城王太郎の話は,あらすじを人から聞いただけだと,なんじゃそりゃ。という感想を持つくらいわりと支離滅裂というかハチャメチャなんだけど,
それがロジカルな口語文で有無を言わせない力がある。これが筆力なんだろうか。
「これは○○なんだろうか?○○?いや,○○なんだろうか?」
みたいな冗長に見える思考描写が数学の場合分けみたいに連なって4行くらい続いたりするんだけど,
なぜかそこから生まれるスピード感がくせになる。

まぁ,でも。長編ってなんだかんだで疲れますね。ハリーポッターを寝る間も惜しんで読んでいた集中力はどこに行ったのか。


・小・中学生は馬鹿だし,教師も馬鹿じゃないけど大半は優秀でない人(偏差値的に)となる。
馬鹿が相対的に馬鹿でない人を賢い人と位置づけるのは当然のことだけど,それを大人になっても勘違いしたままの人がうっとうしい。
大人になって当時の先生を褒める人の心理って思い出補正みたいなもので,
その先生が実際どうだったかはおいておいて,思春期の大半を一緒の空間で過ごしたという事実は大きい。
アニメのOPを習慣的に継続して聞いていると,いい曲に思えるように,大してすごくない先生でもすごい先生と勘違いしたままなのだ。
だから,あの頃あんないい曲があったよね〜的なノリで,あの先生はすごく良かったよね〜と言う。んなことないのに。
過去に先生であった人を,きちんと”過去においては”先生であった人として,墓に葬ってない人ってわりと多い。
(まぁ,本当に良い先生はそりゃ少しはいると思いますよ)

みたいなことを「あんたは○○先生の厳しい指導のおかげでうんぬんかんぬん」と僕が帰省するたびに繰り返す両親の話を受け流しながら思った。